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2011年04月16日

サンタクロースはいると思っていた

サンタクロースは本当にいると、小学校高学年になっても信じていた。
これは両親のせいであり、おかげ(?)であった。

我が家は5階建ての市営アパートの4階だった。
クリスマスの夜は、なんとこの4階のベランダに、サンタからのプレゼントが置いてあるのである。
信じないわけがない。
前もって親がプレゼントを買い、家の中に隠しておいて、それをベランダに置いているはずだと予測し家中を探したこともある。
しかし、クリスマス当日の夕方でさえ、どこにもないのである。
高校生くらいになってこのことを思い出し、そのからくりを親に尋ねた。

プレゼントは、クリスマスの当日、仕事帰りに父親が買ってきていた。
しかし、プレゼントを持ったまま玄関を入るわけにはいかない。
僕は父が帰ってくるとすぐ玄関に走っていくからだ。
それで、父はプレゼントをアパート3階の踊り場に置いておく。
帰宅した父はすぐ居間へ行く。着替えをしながら僕と話をしている間に、母親が3階踊り場まで降りてプレゼントを確保。
そして寝室のタンスの上に隠すのである。

夕飯の頃になると、両親は「ベランダを見てごらん」と僕に言う。
ベランダを見てもまだプレゼントはない。
父も母も「まだサンタさん来ないねー。」という。すべてが両親の演技である。

じゃあ、風呂にはいるか! ということで、僕と父は一緒に風呂に入る。
ここだ! これが僕の最大のミスであった。
父と風呂に入っている間に、母がタンスの上からプレゼントを下ろし、ベランダに置くのである。
空もこれに味方しているのか、うまい具合に雪も降ってくる。

風呂から上がりしばらくすると
「まだサンタさん来てないかな?」と父親が言う。
僕は思い出したようにベランダに走る。
ベランダの重いガラス窓を開け、はしっこに目をこらすと、そこにはなんと、うっすらと雪がのったクリスマスプレゼントが、置いてあるのだ。

ベランダから下を見下ろす。ハシゴや縄など、ここにやってきた手段を探すのであるが、もちろんあるはずがない。
目は自然と、空へ移る。やっぱりサンタクロースが空からやってきたのだと、確信するのであった。


僕が夢見る少年(?)になった原石は、こんなところにもあるのかもしれない。
posted by ほろりん at 12:56| 沖縄 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うわぁ(*´艸`*)

なんか素敵なお話です。

からくりがバレた後でも、ほんわり心が温まるっていいですね。
Posted by SHIHO at 2011年04月18日 22:46
やるな〜。うちの親☆ でした。笑)
父親と母親、どちらが考えたのだろう。そこまで聞いてなかったなあ。
Posted by ほろりん at 2011年04月21日 13:10
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