被災した地域の人を個人名で検索し、安否を確認できるサービスがあったのだ。
被災地の避難所名簿がネットに掲載されているのは知っていたけれど、直接検索できるシステムがあると思わなかった。
それは、
グーグルパーソンファインダー
↓
http://japan.person-finder.appspot.com/
携帯版は
↓
http://sagasu-m.appspot.com/
YAHOOなどで検索すればすぐに出てくる。
ここに探したい人の名前をフルネームで入れれば、情報が入手できている場合、生存情報が掲載されるのだ。
友からの電話で、近しい人の安否についてこれで調べたり、確認できたということを聞き、自分も数件試してみた。
宮古で小学校の先生をやっている後輩の生存情報が出てきた。
宮古で高校の先生をやっている後輩の生存が出てきた。
釜石市で以前仕事をした役所職員の生存情報が出てきた。
生きていると言うことを確認でき、涙があふれてきた。体の血液が熱くなった。
そして私も生きているのだということ、この皮膚を切れば血が出るのだということ、暖かい体なのだということ、この生存情報の向こう側に、私と同じくあいつが、あの人の鼓動が、引き続き脈打っているのだということを、幸せに感じた。
6人ほど試したが、半数の方は検索に引っかかってこなかった。
調べるまでもなく無事なのか、それともまだ不明なのかはわからない。
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